カルシウムが海藻エキスをゲルに変えるしくみ
褐藻にはアルギン酸が含まれていて、その長い鎖状の分子は水の中で互いにすべり合うので、液体はさらさらのままです。カルシウムイオンを加えると、2本の鎖の間に留め具のようにはまり込んで網目を作り、水を閉じ込めてしっかりしたゲルになります。
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図の内容
- さらさらの液体:カルシウムがないと、海藻エキスの溶液はそのまま流れ出ます。
- アルギン酸の長い鎖状分子:1本だけだと、ほかの鎖の横をすべっていきます。
- 2本の鎖の間にはまったカルシウムイオン:卵パックの卵のように、鎖をはさんで留めます。
- ゲル:留められた鎖が網目を作って水を閉じ込めるので、流れ出ません。
例
- タピオカドリンクに入るポッピングボバ:アルギン酸入りのジュースをカルシウム液に落とすと、丸く固まります。
- 歯医者さんが歯型をとるときに使うやわらかいペーストも、アルギン酸の力で固まります。
要点
- アルギン酸は褐藻からとれる長い鎖状の分子です。
- カルシウムイオンは鎖を2本ずつつなぎ、液体を水を閉じ込めるゲルに変えます。
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